2016年11月26日 : 忘れられない日
ユヴェントス対リーベルプレート、20年後の今日は特別な日。1996年11月26日あのファンタスティックなチームが世界の頂点に登った日を思い出しながら・・。
自分のキャリアの中で重要なゴールの話をする時はいつも東京でのゴール挙げる。試合を変え、決定づけ、僕の人生、キャリアもちょっと変えたゴール。
あの日の沢山の思い出一つに僕の日本との、そして日本の皆さんとの素晴らしい関係が始まったこと、がある。
今日という特別な日にこの日本語版ブログ、そして僕のソーシャルネットワーク公式アカウントであの日の感動をもう一度皆さんと!
20年前のあの日僕のことが書きとめられている僕の著書『デル ピエロ 真のサッカー選手になるための10の心得』の前書きから一部を抜粋。
『これまでに手にしてきたタイトルの中で最も、自分の力で獲得したという手応えを感じているのは、1996年11月26日、国立競技場でリーベルを破って優勝したトヨタカップだ。試合において、選手というものは相手だけではなく自分自身とも戦わなければならない。
それは自分の限界との戦いでもあるわけだが、あの試合で僕は不思議と、どんな相手にも勝てるんだという感覚に包まれていた。
試合終了間際に気忌めた僕の決勝ゴールは、ユベントスにクラブ世界一の座をもたらす事になった。
日本という国、そして日本の人々との絆はこうして生まれたわけだ。
(中略)
あの決勝ゴールを決めた後のスタジアムの大歓声と、その中で感じていた喜びをいまもはっきりと覚えている。
スタンドにはユベントスファンがたくさんいて、まるで自分たちのホームでプレーしているかのようだった。
きらびやかな表彰式と、空高く掲げた優勝カップ。あの夜の僕は大きな喜びに包まれていて、これ以上の幸せなんかないんじゃないかと思ったくらいだ。
試合後の長い祝宴(本当にすごい祝賀会だった)の後で、僕らはホテルに戻った。
優勝カップが選手の部屋をひとつひとつ回っていく。そうして部屋を回って優勝カップと写真を撮るというのは恒例のようなものだったけれど、僕は自分の部屋に回ってきたカップを手放さなかった。まるで・・…』(続きは「デル ピエロ 真のサッカー選手になるための10の心得」で^^ http://hon.bunshun.jp/articles/-/1675)
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