トリノオリンピック

10年前、僕は、僕のスポーツ選手としてのキャリアの中で最も大きな特権の一つを得る機会があった。それはオリンピック聖火を僕の町であるトリノ、で運んだこと。

僕にとって、トリノの人々にとって、イタリア人にとって、世界の人々にとって、最も美しい冬季オリンピックの一つとして記憶に残る、2006年トリノオリンピックの始まりだった。

聖火台までの短い道のりで僕の周りに感じた雰囲気、そして特にあの数日間トリノの町、トリノの山々を覆う全体の雰囲気、それを思い出すだけで鳥肌が立つ位だ。
スポーツはだからこそ素敵なものだ。まさに人生の様に・・
あれから10年経った今日でも、沢山の素敵な思い出、沢山の忘れられない功績が残っている(イタリアが獲得した沢山のメダルも)。
そして、素敵な街、トリノにあの雰囲気はまだ残っている。オリンピックのお陰もあり、オリンピック前よりもよりいい街になった町。
トリノ2006アニバーサリーおめでとう!
今度は2026年、ローマで同じ様に大きな興奮を味わえることを祈っている。
アレッサンドロ
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