日本の友へ
2011年3月11日。この日付を忘れる事はできない。
1年前、日本から届くニュースには衝撃を受けたものだ。悲劇的な大地震、津波、福島の原発…
そんな大惨事の中、僕は確信していた。日本国民はこの悲劇の翌日から、再建に向けて働きだすだろうという事を。
そして徐々に悲しみを(たとえ消し去る事は出来ないにせよ)希望に変える事が出来るという事を。
1年経った今、ちょうど先週、僕の手元に渡ってきたある週刊雑誌の一面記事を例に挙げたいと思う。
一面タイトルは“奇跡の日本、以前よりも更に強く”。
そしてその下には、“地震、津波、原発災害の大打撃で日出づる国は長期に渡る危機的状況に陥った様にみえた。それに反し、たった1年後には、決して諦める事の無い(そして泣き言を言わない)国民の力で、再建し、挽回し始めている”と書かれていた。
もうその他に何の言葉も付け加える必要はないだろう…あの、身の毛のよだつ3月11日から365日の日を経た今日、今も昔も僕の事を応援してくれている日本国民に、大きなハグを送りたいと思う。
あなた達の尊厳、品格は僕らにとって手本であり、刺激でもある。
Ale10friendsforJapanプロジェクトで、僕に続いてくれた沢山の友と共に、皆さんへの親しみを示す事が出来た事を幸せに思う。
まだまだやるべき事は残っているだろうけれど、皆さんがきっとやりきれると確信している。
そしていつか“友”の皆さんに、そして皆さんの笑顔に会いにいける事を祈っているよ。
日本の皆さんへ
愛情を込めて…
愛情を込めて…
アレッサンドロ